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xpd宮嶋風花が商業映画デビュー!長澤樹さん&窪塚愛流さん出演『愛のゆくえ』2023年公開予定

4月16・17日に開催された「島ぜんぶでおーきな祭 第14回沖縄国際映画祭」にて、当社クリエイティブ部門ディレクター 宮嶋風花の処女作『親知らず』の上映会と、同時に商業映画監督デビューとなる最新作『愛のゆくえ』の制作発表が行われました。

『親知らず』は宮嶋の大学の卒業制作作品で、次世代を担う25歳以下の若手映像作家の発掘と支援を目的としたコンペティション「クリエイターズ・ファクトリー」で2018年度のグランプリを受賞しました。さらに「クリエイターズ・ファクトリー」歴代受賞者による商業デビューをかけたワークショップを勝ち抜き、今回商業映画として『愛のゆくえ』の制作に至りました。『愛のゆくえ』は2023年公開予定です。

目次

【宮嶋風花コメント】

前作『親知らず』がグランプリを受賞した同年に、商業デビューをかけたワークショップが始まりました。勝ち抜いた後も、制作に至るまで、自分が作るべきものは何なのか、ずっと考える日々でした。

私が作るものは、正直商業映画には向いていない作風だと思っています。しかし、選んでいただけたからには、自分のスタイルを崩さず、且つ多くの人に観てもらえる作品になるよう試行錯誤を続けました。 『親知らず』が受賞した際のコメントに「社会的マイノリティーへの愛情」を評価いただきました。受賞当時、自分では意識していませんでしたが、それは私が持つ圧倒的強みでした。今回は、そういった自分の中にある無自覚で潜在的に存在する意識・感情に向き合い、具体的に言葉で整理し、多くのスタッフや俳優陣と共有していく中で、非常に良いバランスで映画と向き合えていると感じています。

今の世の中は、心の居場所を亡くした人たちで溢れていると、私は感じています。コロナの影響で人との繋がりが絶たれ、自殺者の数は右肩上がり、経済は右肩下がり、どんどん便利に効率化、普通の枠からはみ出るものは無駄として排除される。映画では世界を変えられませんが、この映画を観た人々が、何かヒントを感じ、少しずつ愛の波紋が広がっていっていくことを願います。

まだまだ編集中の今作ですが、こうして多くの皆さんの前で、主演の2人と共に舞台挨拶が出来たことを大変嬉しく思います。

【宮嶋風花プロフィール】

1996年北海道札幌市生まれ。 映像監督・映像作家。 高校時代からDA(北海道札幌平岸高等学校デザインアートコース)にて、グラフィックデザインをメインに学ぶ。卒業後、札幌大谷大学美術学科メディアアートコースに進学。 2018年に上京し、ティー・ワイ・オー入社。2019年からクリエイティブ部門SPARKでプランナー/ディレクターとなる。2021年よりxpdクリエイティブ部門に所属。 心に強烈に残る画づくりや物語を考えること、視覚で伝えることを得意とする。 過去の名作をリスペクトしながら、常に新しい挑戦をしている。

【受賞歴】 沖縄国際映画祭 クリエイターズ・ファクトリー2018 U-25映像コンペティション グランプリ 第1回DLEファスト・エンターテインメント・アワード グランプリ WIRED主催 CREATIVE HACK AWARD 2015 ヤングクリエイター賞 第4回行啓通ショートフィルムコンテスト グランプリ SHIFT主催 DOTMOV FESTIVAL 2015&2016 優秀作品に選出、世界各都市で上映 Sapporo*north2 AWARD ver.SIAF2014 グランプリ

『愛のゆくえ』作品概要

監督&脚本

宮嶋風花(xpd クリエイティブ部門)キャスト

長澤樹、窪塚愛流製作

吉本興業株式会社公開予定

2023年制作プロダクション

ザフール、Allenロケ地

北海道、東京

~ストーリー~ 「14歳の孤独な少女、東京から北海道へ母を探して。」 愛の唄が鳴り響く街・北海道で暮らす幼馴染の、愛と宗介。2人の親はこの世界を守っていた。しかし、そんな世界がある日突然崩壊してしまう。残された子ども達は、その喪失とどう向き合い、どうやって生きていけばいいのだろうか? この物語では、子どもから大人になる間の時期の繊細な感情を描いていきます。人間の力では太刀打ちできない北海道の大自然の中で、孤独な少年少女は何を見つけるのでしょうか。

「島ぜんぶでおーきな祭 第14回沖縄国際映画祭」ではレッドカーペットイベントも行われ、宮嶋は女優の長澤樹さん、俳優・モデルの窪塚愛流さんと共に登場しました。

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